統合失調症の薬物は抗精神病薬と呼ばれています。これは大きく2種類に分けられます。

■定型抗精神病薬(従来型抗精神病薬)

定型抗精神病薬とは従来から使われてきた薬です。ドパミンだけを抑制する働きがあります。副作用は少ないと言われていますが、まれに認知機能障害、運動機能障害、性機能障害、月経障害を起こす可能性があります。

■非定型抗精神病薬(新規抗精神病薬)

非定型抗精神病薬とは近年になって使われ始めた薬です。ドパミン、セロトニンの他、神経伝達物質へも作用します。定型抗精神病薬よりも即効性は低いのですが、定型抗精神病薬よりも副作用リスクが少ないという特徴があります。

これらの薬の他に、症状に合わせて抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬、気分安定薬などが処方されることもあります。どの薬が処方されるのかは、患者の症状によって異なります。

回復の兆しが見られるまでは、個人差がありますが、およそ数週間から数ヶ月かかると言われています。

改善したからといって服用を継続しないと、再発してしまう危険性があります。数年で6~8割の患者が再発してしまうと言われています。つまり、抗精神病薬には再発予防効果があるのです。したがって、医者から止めて良いと言われない限りは、自己判断で服用を止めない方が良いです。

もしも何か副作用が出た場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。