統合失調症は遺伝するという説が強いようです。しかし、遺伝だけで統合失調症が発症するとは断定出来ません。

統合失調症の発病に関わる遺伝子は未だ発見されていません。ただし、近親者で発病率が高いという事がありますので、全く遺伝が無関係とは言い切れないようです。

統合失調症の患者の子供や兄弟姉妹が発症する確率10%台の前半、孫、甥、姪が発症する確率は約1~4%と言われています。

同じ遺伝子を持っているはずの一卵性双生児の場合、二人とも発症する確率は約50%だと言われています。これは、他の一般的な病気と比べて高い数字になります。遺伝が全く関係のないものであるとすれば、もっと低い数字になっているでしょう。

しかし、遺伝だけが原因となって統合失調症を引き起こすと決めつけるのは困難です。遺伝的なものに加えて、周囲の環境の影響など様々な要因が関係した結果、発症してしまうのではないかと考えられています。